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鎖骨のリンパを流すと小顔に!?正しいリンパマッサージの方法とは

鎖骨のリンパを流すと小顔に!?正しいリンパマッサージの方法とは

小顔マッサージなどを行ってもなかなか改善されない、といったお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

実は鎖骨のリンパを流すことは、小顔効果に非常に重要なのです。

この記事では、鎖骨のリンパが滞る原因や、正しいリンパの流し方、普段からできる生活習慣などについて紹介します。

鎖骨のリンパを流すことが小顔に作用する理由

鎖骨のくぼみの奥にある静脈は、全身の水分や老廃物を集めたリンパ液が辿り着く終着点となっています。

鎖骨周辺に集まったリンパ液が静脈血と合流し不要な老廃物を腎臓に送り、尿として排出する仕組みです。

つまり、鎖骨周辺のリンパが滞ると全身のリンパが滞る原因になるほど非常に重要な部位で、鎖骨のリンパが詰まると顔のむくみにも直結します。

以上より、全身のリンパマッサージを行う際にも鎖骨から始め、各部位をマッサージした後鎖骨をほぐして終わる、という工程を踏むことが多いです。

それほど鎖骨のリンパは小顔に重要な部分だということを覚えておきましょう。

鎖骨のリンパを流すことによる効果

鎖骨のリンパを流すことによる効果

鎖骨のリンパを流すことで、小顔効果以外にもさまざまな効果を得られます。

自律神経が整う

リンパの流れが良くなると、自律神経のバランスが整い、リラックス効果や健康状態の改善が期待できます。これにより、ストレスが軽減され、肌の状態も改善されることがあります。

老廃物排出によるむくみ改善

リンパマッサージを行うことで、老廃物が効果的に排出され、顔や体のむくみが軽減されます。

リンパ液が辿り着くゴールである鎖骨部分のリンパを流すことで、より効率的にむくみ改善ができます。

特に顔のむくみが取れることで、輪郭がはっきりし、小顔効果が得られます。

血行が促進される

リンパの流れが良くなると、血行も促進されます。

これにより、細胞に必要な酸素や栄養素がスムーズに供給され、肌の新陳代謝が活発になり、健康的で美しい肌を保つことができます。

また、血行が良くなることで冷え性や肩こりの改善にも繋がり、全身の健康状態改善が期待できるでしょう。

鎖骨のリンパが滞る原因

鎖骨のリンパが滞る原因

鎖骨のリンパが滞ってしまうのには、普段の習慣などいくつかの原因があります。

普段の姿勢が悪い

普段猫背気味で歩いている方、デスクワークでずっと同じ姿勢で座ったままでいる方も多いでしょう。

不自然な姿勢だったり同じ姿勢のままでいると、余計な筋肉を使ったり筋肉が凝り固まる原因になります。

筋肉が硬くなると、リンパを流す働きも滞りやすくなり鎖骨のリンパも詰まってしまいます。

運動不足

運動不足はリンパの流れを停滞させる大きな原因の一つです。

適度な運動はリンパの流れを促進し、全身の代謝を高める効果があります。

運動により関節や筋肉が動くことでポンプ作用が働き、リンパ液が全身に巡りやすくなります。

さらに、運動をすると自然と腹式呼吸をするためリンパ液が心臓に流れやすくなります。

しかし、運動をしないことで筋肉が衰え、リンパの流れが滞りやすくなってしますのです。

肥満

肥満の方は体脂肪率が高いため、脂肪が蓄積することでリンパが滞りやすくなります。

リンパの管を脂肪が押しつぶす形となってしまい、上手くリンパ液が流れなくなることが原因です。

脂肪によりリンパが流れなくなると、顔のむくみや疲労感につながります。

睡眠不足

睡眠不足もリンパの流れを悪化させる要因となります。

睡眠不足が続くと、体の回復力が低下し、リンパの流れも滞りやすくなります。

これは、疲労物質が体内に蓄積されやすくなるためです。

また、睡眠不足はストレスホルモンの分泌を増加させ、血流やリンパの流れを悪化させる原因にもなります。

リンパが滞らないようにするポイント

リンパが滞らないようにするポイント

リンパが滞らないように、普段から意識できることがいくつかあるので紹介します。

運動やマッサージを定期的に行う

リンパが滞らないようにするには、リンパを巡らせるためのポンプ機能を果たしている筋肉をうまく作用させることが重要です。

そのために必要なのが定期的な運動やマッサージになってきます。

全身を効率的に動かせるウォーキングや軽いランニング、ポンプ機能を増幅させるための筋トレがおすすめです。

また、着圧ストッキングなどを適切に使用することで、筋肉が圧迫されてポンプ機能がうまく働くようになることが期待できます。

バランスの良い食事をとる

塩分を多量に摂取すると、体内の塩分濃度を下げるために体は水分を貯めようとします。

これは全身のむくみの原因になります。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準2020年版」によると、1日あたりの食塩目標摂取量は男性で7.5g未満、女性で6.5g未満とされています。

むくまないようにするには、普段の食事からこの摂取量を超えないように意識することが大切です。

さらに、塩分排出効果のあるカリウムを含む食材を摂ることでむくみ改善効果が期待できるのでこちらもおすすめです。

カリウムを含む食材には藻類やほうれん草、バナナ、じゃがいもなどが挙げられます。

水分補給を意識的に行う

水分補給を行うことで、自律神経の中のリラックス時に優位になる副交感神経が活性化しリンパ球が増加します。

リンパ球は人間の免疫機能に不可欠の存在で、リンパ球が活性化することで消化器官の働きが促進され老廃物が適切に排出できるようになります。

つまり、むくみに大敵な水分・老廃物を排出するためには水分補給が非常に重要です。

深呼吸を取り入れる

普段デスクワークが多かったり姿勢が悪かったりすると、呼吸が浅くなりがちです。

呼吸が浅いと胸腔内の圧力が変化しづらく、リンパが流れにくくなってしまいます。

そのため1日に数回深呼吸を行う習慣をつけることで、リンパの循環改善が期待できます。

正しいリンパの流し方

正しいリンパの流し方

ここではいくつかのマッサージ方法や手軽にできるストレッチなどを紹介します。

マッサージ方法①

  1. 鎖骨の手前にあるリンパ節を押す
    • 鎖骨の手前には大きなリンパ節があります。
    • そこを喉仏から外側に向けて4箇所押してほぐしましょう。
  2. 鎖骨を押しながら首を横に5回振る
    • ステップ1で押した箇所で痛みや凝りを感じた部分を押しながら首を横に振りましょう。
  3. 鎖骨を押しながら首を縦に5回振る
    • ステップ2と同じ部分を押しながら首を縦に振りましょう。
  4. 大胸筋をさする(5回)
    • 手の第二関節の平らな部分で前胸部の大胸筋を優しくほぐしましょう。
    • 5〜10cmの幅で体の内側から外側にかけて力を入れすぎずにさすってください。

マッサージ方法②

  1. 耳の下から肩を、上から下に向かってさする
  2. 左右の鎖骨の上を外から内側に向けてさすり、鎖骨の下を内側から外側にさする
  3. 耳の下から反対側の脇下まで、左右の手を交差させて交互にさする

各ステップ5回ずつ行ってください。

肩甲骨をほぐすストレッチ

  1. 右手で握りこぶしを作ったまま、力こぶを作るようなポーズで右腕を曲げる
  2. ステップ1の姿勢のまま、左手を鎖骨のへこんだ部分に添え少し力を加えて押す
  3. 左手で鎖骨を押しながらこぶしを前方に落とす
  4. 4〜5回繰り返す
  5. 左側も同様に行う

ステップ3で痛みを感じる際は、傷まない程度の範囲で動かすようにしてください。

肩甲骨・鎖骨をほぐすストレッチ

肩甲骨から鎖骨周りをほぐすことでリンパの流れを改善するストレッチです。

以下のステップで行ってください。

  1. 右手を右肩、左手を左肩に置く
  2. 鎖骨を大きく動かすように、肩を前に5回、後ろに5回まわす

回す際はゆっくり回すよう意識するとさらに効果的です。

リンパを流す際の注意点

リンパを流す際の注意点

リンパマッサージやストレッチを行う際に気をつけておきたいことをまとめました。

以下の点を知らずに行うと、せっかくのマッサージが逆効果になる可能性もあるのでぜひ参考にしてみてください。

力を入れすぎない

「力を入れると老廃物が流れやすいのではないか」と誤解されがちですが、強く押してしまうと逆にリンパが滞る原因になります。

そのためマッサージやツボ押しをする際は強く押さずに優しい力でマッサージするようにしましょう。

清潔な手で行う

マッサージは肌に直接触れて行うものです。

そのため清潔な手で行わないと、肌のかぶれの原因になる可能性があります。

マッサージの前は手を洗う、お風呂上がりの清潔な状態で行う、などの工夫をすると良いでしょう。

逆方向に流さない

リンパマッサージをする際は、手を動かす方向に注意が必要です。

必ず体の中央から肩先に向かって手を動かすようにしてください。

逆に動かしてしまうとリンパの流れと反対になるので、老廃物が上手く流れません。

改善されない場合は病院に相談する

今回紹介したようなセルフマッサージやストレッチ、生活習慣の改善などを継続的に行ってもむくみが続いたりリンパが腫れたりしている場合は、細菌やウイルスへの感染やリンパの病気の可能性があります。

例えば右鎖骨上部が腫れている場合は肺や食道の悪性腫瘍、左鎖骨上部が腫れている場合は胃や腎臓の悪性腫瘍が起きているおそれがあるため、早めに病院に相談することをおすすめします。

鎖骨のリンパを流すにはプロによるマッサージも効果的

自分で行うリンパマッサージも効果的ですが、プロの施術を受けることでさらに効果が高まります。

リンパマッサージを受けたいけれどどのサロンに行けば良いか分からないという方はエステティックサロンの「ブルームーン」へご相談ください。

ブルームーンにはエステの知識と技術を競うコンテストで入賞している技術に自信があるセラピストがおり、お客様一人一人の悩みに寄り添う施術を行っています。

リンパをほぐすデトックスマッサージだけでなく、慢性的な疲れや肩こりなどにも効く施術やフェイシャルマッサージなど幅広い種類があるので、ぜひお気軽にご相談ください。

まとめ

ここまで、鎖骨のリンパが滞る原因や、正しいリンパの流し方、普段からできる生活習慣などについて紹介しました。

鎖骨のリンパはリンパ液のゴール地点で、全身のむくみ改善や小顔効果を得るために非常に重要なことがお分かりいただけたのではないでしょうか。

セルフマッサージやストレッチを行う際には、注意点を守りながら実施することが大切です。

さらに、プロの施術でより効果的にリンパの流れを改善することが可能なので、ぜひ一度受けてみてください。

この記事の監修者

松山市のエステサロン「ブルームーン」の代表

エステサロンBlueMoon松山店 代表エステティシャン 松本千弥

20年以上の施術歴から培ってきたノウハウと技術で、オールハンドにこだわった施術で多くのお客様の「美」のサポートを手掛けてきた。
また施術だけではなく、次世代のエステティシャンやセラピストの育成にも携わっており、エステ教室「ジャパンセラピストスクール」の経営も行っている。
取得資格:AEA上級認定エステティシャン、表彰実績:リジュ 若返りゴッドハンドコンテスト第3位