結婚式の半年前頃から、ウエディングドレスを試着される方が多いのではないでしょうか。
いざ試着してみると「思ったより腕が太く見える」と気になった方もいるもかもしれません。
一生に一度の結婚式なので、できればウエディングドレスを綺麗に着こなしたいですよね。
実は、結婚式の半年前であれば、まだ間に合います。
この記事では、ドレス姿で二の腕を細く見せる方法やブライダルエステについてご紹介します。
ドレス姿で二の腕を目立たせたくない方は、是非参考にしてみてください。
Contents
二の腕が太くなる原因とは?
ウエディングドレスを着ると、思ったよりも目立ってしまうのが二の腕です。
そもそも二の腕が太くなる原因は、どういったものなのでしょうか。
まずは二の腕が太くなる原因についてご紹介します。
むくみ
デスクワークでのパソコンの使用や普段のスマホの使用は、二の腕を長時間同じ形でキープすることになります。
二の腕を動かさないと、不要な水分や老廃物を溜め込んでしまい、むくんで太く見えてしまいます。
またひじや脇には、大きなリンパ節があり、リンパ節が詰まってしまうと、二の腕に水分や老廃物が溜まりやすくむくんでしまうこともあります。
姿勢の悪さ(猫背、巻肩)
最近はパソコンやスマホの使い過ぎで、猫背や巻き肩になっている人が多いです。
猫背や巻き肩を続けていると、肩や背中の筋肉が弱ってしまいます。
背中や肩の筋肉のことなので、腕には関係ないと思われるかもしれませんが、背中や肩の筋肉は、二の腕に繋がっています。
背中や肩の筋肉が弱ると二の腕の筋肉もたるんでしまい、太く見えてしまう原因となります。
筋力の低下
二の腕の外側の筋肉を「上腕三頭筋」と言います。
「上腕三頭筋」は、頭の上に物を持ち上げる際に使う筋肉です。
この筋肉はもともと、それほど大きい筋肉ではありません。
さらに荷物を運ぶ仕事などをしていない限り、普段はなかなか使われない筋肉です。
筋肉を使わないと、どんどん衰えてたるんでしまいます。
そのためあまり使われない「上腕三頭筋」はたるみやすく、腕が太くなってしまうことが多いです。
脂肪の蓄積
前述の通り、二の腕は筋肉が少ないため、皮下脂肪がつきやすい箇所です。
動かさないと血流も滞ってしまい、脂肪はどんどん溜まってしまいます。
また食べ過ぎで太ってしまった場合も、二の腕に脂肪がつきやすいです。
さらに女性はホルモンバランスの関係で、脂肪を溜め込みやすい体質です。
脂肪が肥大してしまうと、セルライトになってしまうこともあります。
ウエディングドレスの種類
ウエディングドレスのデザインによっては、二の腕が目立ってしまうことがあります。
どのような種類があるのかを知っておき、ウエディングドレスを選びましょう。
二の腕が目立つタイプ
まずは二の腕が目立つタイプのウエディングドレスをご紹介します。
ホルターネック
ホルターネックは前身頃から続いた布を、首の後ろで固定して着るドレスです。
大人っぽくてセクシーに見えますが、肩幅が強調されるデザインとなっています。
特に肩幅が広い方は、二の腕ががっしりとした印象を与えがちです。
細いストラップ
「デコルテや肩、腕をすべて出すのは勇気がない」
そう思って、細いストラップ付きのドレスを選ぼうとする人がいますが、細いストラップがあると、逆に二の腕の太さが悪目立ちしてしまうことがあります。
また細いストラップが食い込んでしまうことで、腕が太く見えてしまいがちです。
二の腕を細く見せたいのであれば、デコルテや肩、腕を出したほうがすっきりとした印象を与えられるでしょう。
パフスリーブ
パフスリーブは、袖がふんわりとふくらんだ丸みを帯びたデザインのドレスです。
可愛らしくフェミニンなデザインで、二の腕も隠せるので選びたい方は多いでしょう。
しかし袖にボリュームのあるデザインのため、腕に視線が集まってしまいます。
また丸みを帯びたデザインのため、二の腕が丸くて太い印象を与えてしまいます。
二の腕が目立たないタイプ
次に二の腕が目立たないタイプのウエディングドレスをご紹介します。
ビスチェ
ビスチェは、肩紐がなく肩やデコルテ、二の腕を大胆に出すデザインのドレスです。
首から腕にかけて隠す布がないため、太って見えてしまうと心配になるかもしれませんが、肌を隠さずに全てを露出することで、逆に二の腕がすっきりとした印象を与えられます。
袖のないデザインを選ぶのであれば、ビスチェタイプのドレスを選ぶと良いでしょう。
フレアスリーブ
フレアスリーブは、半袖で袖の広がったデザインのドレスです。
肩から袖に向かって広がっているので、ボリュームが無く、二の腕をうまく隠せます。
もし袖のあるタイプを選びたい場合は、パフスリーブではなくフレアスリーブを着ることで、二の腕が細く見せられるでしょう。
短期間で二の腕を細くするならブライダルエステがおすすめ
ここまでドレスの種類を紹介しましたが、気になるデザインはあったでしょうか。
二の腕が目立つと分かっていても、ホルターネックやパフスリーブのタイプを気に入った方もいるでしょう。
二の腕が目立つとしても、自分の気に入ったドレスを着たいですよね。
もし二の腕が目立たないデザインだとしても、二の腕を細くすることで、もっと素敵にドレスを着こなせるでしょう。
結婚式までに二の腕を細くしたいのであれば、ブライダルエステも一つです。
ブライダルエステは、ドレス姿がより綺麗に見えるようにするために行うエステです。
通常のエステとは違い、結婚式という具体的な目標に向けて、ベストなコンディションを整えてくれます。
主な施術箇所は顔やデコルテ、腕、背中といった肌を露出する部分です。
期間や箇所によって、様々なコースを用意しているサロンが多いです。
中には二の腕に特化したコースを選択できるサロンもあります。
ブライダルエステのメリット
結婚式に向けて、ウエディングドレスが似合う体型に整えるアプローチをしてくれるブライダルエステのメリットをご紹介します。
自信が持てる
日常でドレスを着る機会は多くはないでしょう。
そのためドレスを試着した時に「ドレスを着て、みんなの前に出るのが恥ずかしい」と感じた方もいるかもしれません。
ブライダルエステは、ドレスが似合う体型を目指して整えてくれます。
ドレスを綺麗に着こなせれば、自信をもって結婚式に臨めるでしょう。
リラックスできる
結婚式は華々しいイベントですが、準備がとても大変です。
ドレスはもちろん料理やお花、引き出物を選ばなければいけません。
他にも招待客の選定や招待状の送付など、決めることが山のようにあります。
想像よりも大変な作業のため、ストレスが溜まることもあるでしょう。
ブライダルエステは、結婚式の準備であると同時にリラックスもできます。
エステティシャンに結婚式の悩みを話しながらマッサージをしてもらうことで、気持ちも軽くなるかもしれません。
期限を選べる
通常のエステであれば、特に期限が設けられていません。
ブライダルエステであれば、結婚式の日付が決まっているため「1週間コース」「3か月コース」といったように期限を選べます。
挙式の日付までのコースを選ぶことで、結婚式当日をベストな状態で迎えらるようにスケジュール組をしてもらえるでしょう。
二の腕を細くするブライダルエステの施術
ブライダルエステを受ける際、どのように施術をするのか気になりますよね。
ここでは、ブライダルエステの具体的な施術についてお伝えします。
リンパマッサージ(むくみの解消)
リンパは、体内の余分な水分や老廃物を回収してくれる働きがあります。
そのためリンパの流れが悪くなると、余分な水分や老廃物を溜め込んでしまい、二の腕がむくんでしまいます。
リンパマッサージとは、リンパの流れを良くしてくれる施術です。
二の腕から脇までを、丁寧に施術してくれます。
脇の下にあるリンパ節の詰まりもほぐしてくれるため、溜まった水分や老廃物を外に出しやすくしてくれます。
溜まった水分や老廃物を出すと、むくみが解消されて腕がほっそりと見えるでしょう。
EMS(筋肉へのアプロ―チ)
EMSとは、電気で筋肉を鍛える施術です。
施術したい箇所に専用のパッドを貼り、深層部の筋肉まで動かして鍛えます。
二の腕はなかなか筋トレの効果が表れない部分ですが、EMSであれば効率良く、二の腕の筋肉へアプローチできます。
ラジオ波(脂肪燃焼の促進)
ラジオ波は高周波の電磁波を当てて、冷えた皮下脂肪を温める施術です。
温めることで脂肪細胞が燃焼しやすくなり、代謝が上がります。
また血流が良くなることから老廃物の排出も期待できるでしょう。
二の腕は脂肪がつきやすく、冷えやすいです。
ラジオ波で温めることで、代謝を上げて皮下脂肪をつきにくくしていきます。
主にインディバやハイパーナイフ、サーモシェイプといった機器が挙げられます。
キャビテーション(脂肪燃焼)
キャビテーションとは、超音波で脂肪細胞にアプローチする施術です。
脂肪細胞を振動させて、脂肪を壊していきます。
脂肪や老廃物の固まりと言われるセルライトが気になる方におすすめです。
また超音波を当てた部分の脂肪にのみ作用するため、痩せにくい二の腕にはぴったりの施術と言えるでしょう。
姿勢改善(猫背・巻き肩の解消)
姿勢を矯正することで、猫背や巻き肩を解消していきます。
猫背や巻き肩を治すと、背中や肩の筋肉がきちんと使われるようになり、二の腕の筋肉も正しく使われるようになります。
身体のゆがみを改善することで、リンパの流れを良くし、代謝が上がることがあるため、むくみの解消にも繋がります。
また姿勢を良くすることで正しい筋肉がつくため、全体的にほっそりとした印象を与えられるようになるでしょう。
二の腕を綺麗にするブライダルエステの施術
二の腕を細くすることも大切ですが、肌を綺麗にするとより美しく見えます。
ここでは、二の腕を綺麗にするブライダルエステの施術についてご紹介します。
ピーリング
二の腕にぶつぶつなど肌荒れがある方は、ピーリングがおすすめです。
ピーリングとは、美容液を使用して肌の角質を剥がして綺麗にする施術です。
二の腕のぶつぶつができるのは、古い角質が溜まっているからだと言われています。
ピーリングで角質を取り除くことで肌質を改善していける上、肌のトーンアップ効果も期待できます。
美白パック
美白パックはくすみに効果があるため、肌を綺麗に見せられます。
二の腕はもちろん、顔やデコルテ、背中など肌が見える部分にパックすることで、透き通るような肌を手に入れましょう。
肌が白いとウエディングドレスはもちろん、カラードレスも色がくっきりとして見栄えが良くなります。
ブライダルエステの費用相場は?
ブライダルエステの費用は、内容やコースによって変わります。
二の腕に特化したコースであれば、1回1〜2万円ほどの価格設定が一般的です。
また手で施術する場合の方が安く、機器を使った施術の方が高くなる傾向にあります。
個人の状態によって、受けたほうが良い施術や回数は異なります。
どういった内容の施術を受けると良いか、エステティシャンに相談して決めましょう。
初回5,000円程度で体験できるところもあるため、まずは体験を申し込んでみるのも良いでしょう。
ブライダルエステに通うのはいつからが良い?
ブライダルエステといっても、期間の設定は様々です。
二の腕を細くするには、どれくらいの期間通えば良いのでしょうか。
ここでは、ブライダルエステに通い始める時期についてお伝えします。
3か月前から通う
筋肉が少なくて、なかなか痩せにくい二の腕ですが、約3か月前から通い始めることで、しっかりとケアできると言われています。
二の腕の状態は、人それぞれです。
手によるリンパマッサージが良いのか、EMSやラジオ波などの機器を使った良いのかは、人によって異なります。
ざらつきが気になる方は、角質の除去といったコースも必要になるでしょう。
まずはカウンセリングで、どういったエステを受けると良いのかを相談してみましょう。
直前コースもある
結婚式の準備が忙しくて、なかなか通う時間がないかもしれません。
そういった方のために、直前コースを用意しているエステもあります。
結婚式の直前に、1日だけ痩身ケアやパックなどをしてもらうだけでも、二の腕が細く美しく見えるでしょう。
定期的に通う時間がとれない方は、直前コースのあるエステを探してみましょう。
ブライダルエステを選ぶ時のポイント
ブライダルエステはたくさんあるので、どれを選べば良いのか分からない方もいるのではないでしょうか。
ここでは、ブライダルエステを選ぶポイントについて解説します。
自分に合ったブライダルエステを見つけて、すらっとした二の腕を手に入れましょう。
二の腕に特化したコースがある
二の腕に特化したコースは、1週間~3か月程かけて二の腕をケアしてくれるものです。
結婚式までに細く見せたいという期限があるので、二の腕のみを集中的にケアできるコースがおすすめです。
ドレスによって、二の腕のどういった箇所を細くすれば良いかが変わってきます。
そのためプロの意見を聞いて、どのように細くしていくかを決めていくと良いでしょう。
さらにコースだと期限内に定期的に通わなくてはなりません。
1回ごとに料金を支払う施術だと、忙しいとつい後回しにしてしまいがちです。
コースで申し込めば「契約したから行かなくては」と思うので、サロンへきちんと通うようになるでしょう。
セルライトケアがあるか
セルライトはなかなか自身のケアでは無くせないため、専用のケアをしてくれるサロンがおすすめです。
セルライトを上手に揉みほぐすには、エステティシャンの高い技術力が必要です。
またキャビテーションなどの高度な機器があると、セルライトに効果が表れやすいでしょう。
エステティシャンの経歴や導入している機器を調べてから、サロンを選びましょう。
機器が充実している
美容業界は、日々進化しています。
サロン用の機器も、新しい技術を備えたものがどんどん販売されています。
きちんと痩身しようとするサロンは、最新機器について、常にアンテナを張っています。
そのため最新機器を導入していたり、数が充実していたりすれば、きちんと結果を残すことにこだわるサロンだと言えるでしょう。
きちんと腕を細くしたいのであれば、サロンに導入されている機器を確認して、充実しているところを選びましょう。
契約前に体験できるか
パンフレットやホームページの情報を見ただけで契約すると、雰囲気が思っていたものと違ったといったことになりかねません。
ほとんどのサロンでは、初回のみ通常価格より安価で施術を受けられます。
契約前に店舗を訪れて、体験コースを受けましょう。
自分の気に入ったサロンでエステしてもらうことで、安心してリラックスできるでしょう。
予算内に収まるか
ブライダルエステにかけられる費用を、事前に確認しておきましょう。
結婚式はなにかとお金が掛かるものです。
基本料金の他に料理や花代、招待客への交通費など、予想外に費用が高くなってしまうこともあります。
結婚式は2人のものです。
あとから「ブライダルエステにお金かけるなら、本当は〇〇のグレードを上げたかった…」なんて後悔はしたくないですよね。
きちんと予算を決めてから、ブライダルエステを契約するようにしましょう。
ブライダルエステの効果をアップさせるには?
なかなか痩せにくい二の腕にとって、ブライダルエステはとても心強いものです。
しかしエステだけではなく、自分で努力することによって、さらに腕を細く見せられます。
ここでは、ブライダルエステの効果をアップさせる方法についてまとめていきます。
筋トレで鍛える
「上腕三頭筋」を鍛えることで、二の腕のたるみを軽減させられます。
二の腕の筋肉は、意識しないとなかなか鍛えられません。
タオルを使った簡単な筋トレについてご紹介します。
- まずは膝立ちになり、お尻の当たりで両手にタオルを持つ
- 手の幅は肩幅くらいを目安にする
- 肩を動かさないように注意しながら、タオルを腰の高さまでゆっくりと持ち上げる
この動作を8回繰り返します。
効果を高めたくて、何度も繰り返したくなるかもしれません。
しかし過度な筋トレは、逆に筋肉をつけすぎてがっしりとした印象を与えてしまいます。
たるみをなくすために、適度な筋トレを心がけましょう。
ダイエットする
二の腕が太くなる原因の1つとして、脂肪蓄積が挙げられます。
そのためダイエットで脂肪を減らせば、二の腕が痩せにくい箇所とはいえ、元々よりは細くなります。
ただし過度なダイエットは禁物です。
胸など痩せてほしくない部分まで、細くなってしまうことがあるためです。
栄養バランスの取れた食事をして、健康的なダイエットを目指しましょう。
ポーズに気を付ける
結婚式の最中、ポーズに気を付けることも大切です。
体に二の腕を密着させてしまうと、二の腕の肉が広がり太く見えてしまいます。
二の腕と体はくっつけず、スキマをあけて軽く肘を曲げましょう。
そうすることで、二の腕を細く見せることができます。
特に写真はずっと残るので、カメラを向けられた時には意識しましょう。
二の腕をカメラに近づけると、二の腕が太く見えてしまいます。
まとめ
結婚式は、一生に一度の晴れ舞台です。
ウエディングドレスを美しく着こなして、素敵な思い出にしましょう。
二の腕が気になる方には、ブライダルエステがおすすめです。
二の腕に特化したコースであれば、挙式までにほっそりとした二の腕を目指せるでしょう。
他にも気になる部位があれば、別のコースをつけることもできます。
初回のみ安い費用で体験できるサロンが多いので、ぜひ一度試してみましょう。